【保存版】祇園の名所からスイーツまで定番観光スポットを大公開
永井 雄一
京都の観光について内部の京都人だからこそ知っている情報を分かりやすく発信します。地元のエキスパートだからこその皆さんが知らない京都の中身を分かりやすく解説していきます。
京都大学大学院 経営管理 修了
同志社大学 商学研究科博士課程
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紅柄格子の料亭やお茶屋さんが軒を連ねる花街・祇園。日本情緒あふれる景色や運がよければ舞妓さんが歩いている姿に遭遇できるなど外国人のみならず、日本人でも古都風情に思わず心ときめいてしまう人気の観光エリアです。
もともと八坂神社の門前町として栄えた祇園には、今でもその名残として多くの名所名店が軒を連ねます。そのためグルメやショッピングを一度にまとめて楽しもうとするとたくさんありすぎて迷ってしまうかもしれません。せっかくの祇園観光、訪れるスポットやお店選びには失敗したくないですよね。
そこで今回は祇園に来たら訪れておきたいおすすめスポットから、京都らしいスイーツが楽しめる人気のお店まで一挙にご紹介します。祇園観光を計画中の方はぜひチェックしてみてください。
目次
祇園といえばココ!定番の名所6選
祇園には、歴史ある建造物や名所がたくさんあります。その中でも筆者が絶対にいくべきだと考える定番の名所を厳選して紹介します!
八坂神社
華やかな祇園の街並みの中心に位置する「八坂神社」。斉明天皇2年(656)に創祀され、祇園さんの愛称で親しまれてきた由緒ある神社です。毎年7月に執り行われる「祇園祭」は有名で、現在も年間を通して多くの参拝客が訪れます。
八坂神社の境内には出入り口が四カ所あり、神社の正門は下河原通に面している南楼門です。正門周辺には八坂神社の門前町として栄えた祇園の町が広がり、グルメやお買い物も楽しめる参道はいつも活気に満ち溢れています。
明るく開放的な境内をまっすぐ奥に進むと、祭神としてスサノヲノミコトやクシイナダヒメノミコトなどを祀った本殿へとつながります。本殿周辺は周囲の騒がしさとは少し離れて心落ち着ける神聖な雰囲気を感じるから不思議。せっかくなのでしっかりお祈りして体のすみずみまで浄化してもらいましょう。ちなみに八坂神社には、家内安全、縁結び、合格祈願、商売繁盛など他にもさまざまなご利益があります。
さらに本殿の東側には「美御前社」という八坂神社の末社があります。ここには宗像三女神といわれる美の神様が祀られていて、社の前に湧き出た御神水を手に取り、2、3滴肌へつけて祈願すると外見だけでなく、心の中まで美しくなれるといわれています。現在は美容の神様として人気のパワースポットとなっている美御前社。効果が気になる人は実際に試してみてはいかがでしょう?
【 八坂神社 の行き方 】
(交通)市バス停祇園駅からすぐ
(住所)京都市東山区祇園町北側625
(電話)075-561-6155
安井金比羅宮
安井金比羅宮は第38代天智天皇の代に藤原鎌足が一堂を創建し、紫色の藤を植え藤寺と名付け一族の繁栄を祈ったことに始まります。縁切り神社と呼ばれるようになったのは、主祭神である崇徳天皇が、讃岐の金刀比羅宮で一切の欲を断ち切り、戦によって大切な人を失った自身の悲しい思いを繰り返すことのないよう祈ったことに起因します。
安井金比羅宮での祈願方法は、まず祈願所で形代といわれる札に願いを書いた後、「縁切り・縁結びの碑」をくぐると願いが叶うと伝えられています。くぐり方は、表からくぐると悪縁が切れ、裏からくぐると良縁が結ばれるというもの。願いを書いた形代を手に持ってくぐるのが鉄則らしいので忘れずに持っていきましょう。どんな縁でも願いを叶えてくれるそうなので断ち切りたい縁がある人はぜひ一度訪ねてみては?
【 安井金比羅宮 の行き方 】
(交通)市バス停東山安井から徒歩3分(住所)東山区東大路松原上ル下弁天町70
(電話)075-561-5127
両足院
両足院は禅寺である建仁寺の塔頭寺院として650年前に創建されました。創建当時は知足院と呼ばれていましたが、室町時代の再建時に「両足院」と改称し、現在に至っています。
両足院では、毎年初夏の頃に、通常は一般公開されていない庭園や茶室の拝観を行っています。花のまわりの白い葉が遠くから見ると一つの白い花のように見える半夏生が夏の訪れを感じさせる「初夏の特別拝観」では、半夏生が群生する京都府指定名勝の書院前庭が見どころです。他にも桃山時代の枯山水庭園である方丈前庭や約300坪の唐門前庭なども見ることができます。
両足院では、毎年行われている庭園の一般公開を平成29年度から例年よりも1カ月半ほど早い5月終り頃へと改め「初夏の特別拝観」として開催。また同時期に「半夏生の庭園特別公開」としてチケット制の臨池亭での呈茶、水月亭の見学、庭園の回遊なども行っています。どちらも期間限定での公開なので、時期が合えば美しい庭園鑑賞を心ゆくまで楽しんでみるのもいいかもしれません。
【 両足院 の行き方 】
(交通)市バス停四条京阪から徒歩約5分(住所)東山区大和大路通四条下る4丁目小松町591
(電話)075-561-3216
建仁寺
1202年に臨済宗の開祖である栄西が開いた京都最古の禅寺としても有名な「建仁寺」。臨済宗建仁寺派の大本山であり、京都屈指の大寺院である建仁寺は広大な敷地を持ち、一巡するだけでもそれなりの時間を有する壮大な伽藍を備えているのが特徴です。応仁の乱やその後の戦乱で伽藍が焼失し、一時は荒廃しましたが、1586年に安国寺恵瓊によって再興されました。現在は「けんにんさん」と呼ばれ、地元の人に親しまれています。
建仁寺の魅力は広い敷地と大伽藍に加え、個性豊かで美しい庭や、国宝や重要文化財の寺宝を数多く所有しているところにあります。寺宝の中でも特に知られているのは、江戸時代に活躍した画家、俵屋宗達の「風神雷神図屏風」です。実際に展示されているのは精巧に作られたレプリカですが、ライトアップされると金色に輝く屏風からは圧倒的な迫力と美しさを感じることができます。また2002年に建仁寺創建800年を記念して日本画家の小泉淳作氏によって法堂の天井に描かれた「双龍図」も必見です。
【 建仁寺 の行き方 】
(交通)京阪電車祇園四条駅から徒歩7分(住所)東山区大和大路通四条下ル小松町
(電話)075-561-6363
高台寺
1606年、豊臣秀吉の正室ねねによって秀吉の菩提を弔うために創建されたのが「高台寺」です。創建当時、ねねはすぐそばにある圓徳院から毎日、高台寺に通っていたといいます。そんなストーリーを残したねねは現在、秀吉とともに霊屋(重要文化財)と呼ばれる建物で仲良く眠っています。
高台寺の境内には千利休の意向によって伏見城から移築したとされる傘亭、時雨亭(正式には安閑窟)と呼ばれる茶室があります。傘亭はその姿が唐傘を広げたように見えることからそのように呼ばれています。時雨亭は2階建てという珍しい構造の茶室になっていて、ともに重要文化財に指定されています。
また傘亭、時雨亭の南側には竹林が広がり、ライトアップされると幻想的な空間を見れます。境内でプロジェクションマッピングが行われる場合などは期間限定で夜間特別拝観が行われることもあります。普段とは違った高台寺がみられる特別拝観の日程については事前に高台寺のホームページで確認しましょう。
【 高台寺 の行き方 】
(交通)市バス東山安井から徒歩7分(住所)東山区高台寺下河原町526
(電話)075-561-9966
円山公園
京都市で最も古く1886年に最初の都市公園として開設した円山公園。自然の丘陵を利用して作られた境内は池泉回遊式庭園で、中央に噴水を配置し、周囲には料亭や喫茶店、南には3000人収容できるという音楽堂や長楽館などが散在し、季節を問わず古くから市民の憩いの場として親しまれてきました。
また京都随一の桜の名所であり、3月中旬頃からは、およそ800本ある枝垂桜や染井吉野などが一斉に咲き始めます。夜にはライトアップもされや夜桜は美しく、中でも公園の中央に立つ「祇園枝垂桜」は通称祇園の夜桜ともいわれ、夜空に浮かび上がる妖艶な姿は毎年多くの花見客を魅了しています。
【 円山公園 の行き方 】
(交通)市バス祇園から徒歩3分(住所)東山区円山町473
(電話)075-222-3586(平日のみ)
祇園でランチ・カフェ!休憩どころをご紹介
祇園散策の合間に休憩がてら立ち寄りたいのは、京都の「はんなり」を感じつつも、おいしいランチやカフェがといった休憩どころ。でも祇園界隈にはすてきなお店がたくさんあるので迷ってしまいますよね?ここでは身も心も満足できるお店をご紹介します。
蜃気楼
宮川町の情緒溢れる街並みに建つ「ごはんや 蜃気楼」は、京都市民のソウルフードともいえる「おばんざい」が食べられる人気の名店です。「おばんざい」とは京都の家庭で昔から作られてきた四季折々の食材を使用した家庭料理のこと。鰹節や昆布、椎茸のダシを使った煮込み料理などが一般的で、薄味でシンプルな味わいが特徴です。
蜃気楼では、この「おばんざい」を料理長こだわりの京野菜で丹精込めて作っています。
高級店ばかりが目に付く花街の中にあるにもかかわらず、基本の定食はメインのお料理におばんざい盛り合わせとお味噌汁がついて1000円とリーズナブルにいただけるのも嬉しいですよね。日替わり定食の「日替気分」をはじめ、「天丼」や「親子丼」などお味噌汁とセットになったどんぶりもおすすめ。素材のうまみを大事にしてきた京の食文化を堪能できするすてきなお店です。
【 蜃気楼 の店舗情報 】
住所 :京都府京都市東山区宮川筋6丁目361
交通 :清水五条駅から279m
電話番号 :075-541-0706
営業時間 :昼 11:30~15:00
夜 17:30~24:00
定休日 :木曜日
OKU
花見小路から一筋奥まった場所にあり、築80年ほどの町屋を改装した情緒ただようたたずまいのカフェ&バル「OKU」。魅力は老舗旅館の美山荘がプロデュ―スしたモダンでスタイリッシュな空間。特に美山の自然をイメージしたという1階の中庭や、簾越しに祇園の街並みを臨める柔らかな自然光が美しい2階は、こだわりのインテリアとともに上質な時間を演出してくれます。
さらに料理旅館のプロデュースだけあって、和の素材の風味を存分に活かした美しい料理にも注目。ランチは焼き物メインの「祇園定食」のみ。目でも楽しめるヘルシーな献立は女性はもちろんボリュームもあるので男性にも好評です。ディナーは3つコースから選べます。またわらび餅と京都の生麩をトッピングした人気の抹茶パフェなどのカフェメニューも充実。人気店のため来店する際には予約をして行くのがおすすめです。
【 OKU の店舗情報 】
住所 :京都府京都市東山区祇園町南側570-119
交通 :京阪電車祇園四条駅より徒歩5分
電話番号 :075-531-4776
営業時間 :昼 11:30-14:30(L.O)
夜 17:00-21:00(L.O)定休日 :不定休 火曜日
祇園きなな本店
祇園花見小路から1本裏に入ったところにある「祇園きなな」。風情ある祇園らしいたたずまいの町家カフェです。落ち着いた雰囲気の店内は2Fまであり、1Fがお土産やさんとしても利用できそうな販売スペース、2Fがカフェスペースになっています。
店名の「きなな」とは、きなこアイスのこと。きなこアイスを専門に取り扱うこちらのお店でいただけるアイスには着色料や保存料などは一切入っておらず、脂肪分もなるべく抑えて作られているとのこと。
そんなきななの人気メニューは、「ベリーベリーきなな」。入っているアイスはきなこ、黒ゴマ、抹茶の3種類。すべてきなこベースでつくられたきなこ尽くしのパフェになっています。トッピングにはラズベリーや八つ橋、白玉などがたっぷりと盛り付けられ、食べるたびにいろんな食感が味わえるので、最後まで飽きることなくおいしく食べられますよ。
パフェには温かいお茶がついているので、寒がりさんでも安心です。
【 祇園きなな の店舗情報 】
住所 :京都府京都市東山区祇園町南側570-119
交通 :京阪電車祇園四条駅から徒歩5分
電話番号 :075-525-8300
営業時間 :11:00~19:00 (L.O.18:30)
定休日 :不定休
祇園でおすすめのスイーツ
やはり京都に来たのなら話題のスイーツは抑えておきたいですよね。京都といえばやっぱり抹茶。祇園に来たのなら食べるべき話題の抹茶スイーツに加え、祇園ならではのスイーツも紹介します。
京洋菓子司 ジュヴァンセル 祇園店
八坂神社の南楼門から南へ100mほどいった東山の稜線と落ち着いた街並み、祇園下河原にある大人のスイーツカフェ「京洋菓子司 ジュヴァンセル 祇園店」。
直営店は京都市内に4店舗あるのですが、祇園に来たのなら祇園店限定の「祇園フォンデュ」は欠かせません。重箱に入った季節の果物やケーキ、団子などを特製抹茶チョコレートに絡めて味わいます。ほんのり温かなチョコレートソースの味わいと素材のハーモニーが楽しめます。
店内ではお土産も販売していて、「竹取物語」や「さがの路(じ)」といった和を感じさせる名前が魅力的なスイーツは祇園のお土産にもおすすめです。
【 京洋菓子司 ジュヴァンセル 祇園店 の店舗情報 】
住所 :京都府京都市東山区清井町482京ばんビル2F
交通 :【電車】京阪本線祇園四条駅から徒歩10分、阪急京都線河原町駅から徒歩15分
電話番号 :075-551-1511
営業時間 :10:00~18:00
定休日 :不定休
【甘味処】祇園 北川半兵衛
宇治の老舗茶問屋「北川半兵衞商店」が手掛ける国内初のカフェが「【甘味処】祇園 北川半兵衛」。
築100年以上の町家を改装した外観、茶室をイメージした店内で最高級の茶葉を楽しめます。
お茶5種類の飲み比べと各お茶に合わせたお菓子がセットになった「茶詠み」や、抹茶をふんだんに使用したアイスやチーズケーキがプレートになった「抹茶のデグリネゾン」が人気。
18時からは、お茶を使ったお酒や山椒を使用したケーキなど、昼間とは違ったメニューも楽しめます。
【 【甘味処】祇園 北川半兵衛 】
住所 :京都市東山区祇園町南側570-188
交通 :京阪本線「祇園四条駅」から徒歩約6分
電話番号 :075-205-0880
営業時間 :11:00~22:00 ※18:00~は夜カフェ営業
定休日 :不定休
家傳京飴 祇園小石
八阪神社の近くにある老舗の飴屋さん。変わらずの伝統技法で作られる京飴は透明感があり、舌触りとあと味のよい飴に仕上がっています。
おすすめは「京ひんやり」。夏の暑さをしのぎカラダを癒す「夏の京飴」です。
飴は薄い長方形で、味はストロベリー、グレープフルーツなど6種類。そのままでもおいしいですが、冷蔵庫や冷凍庫で冷やして食べるのがおすすめです。
【 家傳京飴 祇園小石 】
住所 :京都府京都市東山区祇園町北側 286-2
交通 :京阪本線「祇園四条」駅(7番出口)から徒歩5分、阪急京都線「河原町」駅(1A出口)から徒歩8分
電話番号 :075-531-0331
営業時間 :10:30~19:30
定休日 :不定休
小腹がすいたら…祇園で食べ歩きもおすすめ!
「お店に入るほどではないけど、ちょっとお腹がすいた・・」そういうときのために、ここでは祇園で食べるべき、おすすめの食べ歩きグルメを紹介します。
ちなみに、食べ物を持ち歩くと他人の服を汚す可能性が高まるので、くれぐれも注意を払いながら、お店のすぐそばで食べるようにしてくださいね。
錦市場
河原町の四条通を一本北に入った通りにある「錦市場」。繁華街・河原町の中心にあり、生鮮食品や京都らしい惣菜を扱ったお店が130店舗ほど立ち並ぶ「京の台所」です。
たくさんのお店が軒を連ねていますが、おすすめは「三木鶏卵のだし巻」と「棒天ぷら」です。
「三木鶏卵のだし巻」は、昭和3年創業で90年以上も続く「だし巻玉子」の専門店。秘伝の出汁と伝統の職人技から生まれる卵焼きは絶品そのものです。
また「棒天ぷら」は、昔ながらの石臼ずりのすり身を使った手作りの練り物。タコ・チーズ・じゃがバターなど豊富な具材を蒸して余分な油を落としているため、あっさり食べられます。
【 錦市場 】
住所 :京都府京都市中京区 富小路通四条上る西大文字町609番地
交通 :市バス停四条河原町から徒歩3分(寺町通側) 地下鉄四条駅から徒歩4分(高倉通
営業時間 :店舗により異なる
定休日 :店舗により異なる
ぽんたこ 佐倉
祇園で人気のおしゃれなたこ焼きといえば「ぽんたこ 佐倉」。外はカリッと中はトロトロとした美味しいたこ焼きは、まさに小腹を満たしたいときにぴったり。
京風出汁と鶏ガラで味付けした京風たこ焼き「ぽんたこ」を、職人が真心を込めて一つ一つ焼き上げています。
店内にも飲食スペースはあり、バーのようなおしゃれな雰囲気になっています。ワインと一緒にぽんたこを楽しめます。
【 ぽんたこ 佐倉 】
住所 :京都市中京区先斗町通若松町141-13
交通 :京阪本線 祇園四条駅 徒歩5分
電話番号 :075-2-110-110
営業時間 :17::00~翌0:00
定休日 :無休
京ばあむ 祇園北店
宇治抹茶と京都産豆乳を使用したバウムクーヘンの専門店「京ばあむ 祇園北店」。テイクアウトのみのお店です。
おすすめは「食べ歩き京ばあむ」。実は食べ歩き用にアレンジされた祇園北店限定のメニューなのだそう。串にささったバウムクーヘンは手を汚さずに気軽に食べられるので嬉しいですよね。
他にも、バウムクーヘンの上にソフトクリームがのっている「抹茶ばあむソフト」が人気です。
【 京ばあむ 祇園北店 】
住所 :京都市東山区祇園町北側248
交通 :祇園四条駅 徒歩3分
電話番号 :075-561-2060
営業時間 :10:00~20:00
定休日 :不定休
祇園のフォトジェニックスポットのご紹介
祇園には日本情緒あふれるフォトジェニックなスポットがたくさんあります。どこでもすてきな写真が取れそうな祇園の中でも絶対おさえておきたいおすすめの撮影スポットをご紹介します。
花見小路
祇園の中心部を南北に通る花見小路。特に四条通より南側は石畳が敷き詰められ、町家も多いため、祇園らしいフォトジェニックな写真を撮ることができます。できれば着物を着て撮影するのがおすすめ。プロのカメラマンに撮影してもらうコースも人気です。
また花見小路は朝と夕方では違った雰囲気を味わえるのも魅力の一つ。夕方ごろにはお座敷へ向かう舞妓さんに出会えるかもしれません。出会えたらラッキーだと思いひと時の余韻に浸りましょう!くれぐれも真近で舞妓さんの写真を撮ったりしないように!舞妓さんも景色の一つと捉えて、遠くからすてきな写真を撮影してくださいね。
八坂庚申堂
次におすすめなのは、インスタでも大人気の八坂庚申堂。境内のいたるところに奉納されたカラフルなくくり猿は、鮮やかな浴衣ともなじんでフォトジェニックな写真が撮影できます。
くくり猿とは、お猿さんが手足を縛られて動けない状態を表しているもの。欲を我慢すると願い事を一つ叶えてもらえるという意味があります。
すてきな写真が撮れたら、せっかくなのでお願いごともしたいですよね。境内でくくり猿を購入したら、叶えてほしい願いごとを書き込み、それを吊るすと願いが叶うといわれています。願いを叶えるポイントは欲を一つ我慢することだそう。
祇園白川
祇園を流れる白川沿いにはたくさんの小さな橋がかかっていて、中でも巽橋は木製の低い欄干越しに柳が川へしだれるようにかかり、趣のあるフォトジェニックな写真を撮影できる人気スポットです。
巽橋には柳の木以外にも桜の木などの植物が多くあり、四季の移ろいを感じる印象的な写真が撮影できるため、映画やCMのロケ地としてもよく使われています。好きな背景を見つけたらプロにも負けないフォトジェニックな写真を撮ってみるのもおすすめです。
せっかくのディナーは祇園でちょっと贅沢に。
せっかく祇園にきたなら、贅沢だってしたいですよね。そんな時にぴったりのちょっとリッチなディナーが楽しめるすてきなお店をご紹介します。
米料亭 八代目儀兵衛
江戸時代の寛政の時に初代儀兵衛が創業した、京都の老舗のお米屋さんがルーツとされる「米料亭 八代目儀兵衛」。お米好きにはたまらない、お米にこだわりぬいたお店です。
社員全員がお米マイスターの資格を持ち、全国から見極めたお米のみを使用。さらにお米の高いブレンド技術によってそれぞれのお米の風味を混ぜ合わせて、お米のうまみをさらに引き出しているのが「八代目儀兵衛」の特徴です。
究極の銀シャリを思う存分楽しみたかったらお昼に行くのがおすすめ。というのもお昼の時間帯のみごはんのおかわりが自由なんです!京野菜とも相性抜群なので一緒に食べると何杯でも食べてしまいそうですね。そして夜はこだわりのお米を使った手毬寿司や土鍋で炊いた銀シャリ、主菜の後はだし茶漬けで食べるおこげなど趣向を凝らした米懐石が楽しめます。ぜひ堪能してください。
【 米料亭 八代目儀兵衛 の店舗情報 】
住所 :京都府京都市東山区祇園町北側296
交通 :京阪祇園四条駅から徒歩8分
電話番号 :075-708-8173
営業時間 :11:00~14:30
18:00~21:00(L.O.)定休日 :不定休
いづ重
京都といえば鯖寿司ですよね。鯖寿司の名店といえば京都で100年以上の歴史を誇る名店「いづ重」。和の風情を感じさせるお店の外観と、時代を感じるカウンターは江戸時代のお寿司の屋台にタイムスリップしたかのような懐かしい雰囲気を彷彿させます。
そんないづ重の人気の鯖寿司は、竹の皮に包まれて出てくるのが特徴です。中には肉厚で脂ののりがよい鯖としっとりとした酢飯の鯖寿司が巻かれています。外側に巻いている昆布ははがしながら食べるとのこと。余分な酸っぱさや塩気がなく、青魚が嫌いな人でも安心して食べられそうです。いづ重は鯖寿司以外にも、お寿司のネタがモザイク模様のようにきれいに並べられた箱寿司や焼き九条ねぎ入りのいなり寿司、小鯛の笹寿司なども人気です。通販でも注文できるので、自宅でお寿司を贅沢に楽しみたいという人にもぴったりです。
【 いづ重 の店舗情報 】
住所 :京都府京都市東山区祇園町北側292-1
交通 :京阪祇園四条から徒歩10分
電話番号 :075-561-0019
営業時間 :10:30~19:00
定休日 :水曜日
味 ふくしま
祇園のお茶屋と置屋を営む「福嶋」が、2013年にオープンさせた「味 ふくしま」。お茶屋の粋ともてなしの心を引き継ぎ、オープンからわずか一年半でミシュランの星を受けた新星割烹です。
カウンター席に欄間がはめこまれたり、竹のシルエットが浮かび上がる光庭をつくるなど、花街の粋が感じられる数寄屋造りの店内で供されるのは、京都の四季を感じさせる「おまかせコース」のみ。若き料理人・辻義勝氏の繊細な味付けをぜひ堪能してください。お店は予約制なので忘れずに予約を入れておきましょう!
【 味ふくしま の店舗情報 】
住所 :京都府東山区祇園町南側570
交通 :祇園四条駅から徒歩7分
電話番号 :075-561-4848
営業時間 :昼 11:30 ~ 13:00
夜 17:30 ~ 20:00定休日 :日曜日
八坂通り 燕楽
八坂通りにある老舗の料亭「燕楽」では、本物の舞妓さんとお座敷体験ができるコースが人気です。VIPツアーでは、1グループ、1部屋につき舞妓さんが一人つき、食事をとりながら演舞を鑑賞したり、舞妓さんとお座敷遊びや写真撮影を楽しむことができます。
お座敷遊びは敷居が高く感じますが、こちらのコースでは気軽にお座敷体験ができるため、外国人をはじめ、日本人にも人気のコースとなっています。
日程は通年を通して実施されますが、予約制のため事前の予約が必須です。詳細はホームページで確認してみてください。
【 八坂通り 燕楽 の店舗情報 】
住所 :京都府京都市東山区大和大路通四条下る東入小松町 594−3
交通 :祇園四条駅から徒歩8分
電話番号 :075-741-8727
営業時間 :12:00~24:00
定休日 :無休
旅の楽しみを大切な人と共有!祇園のお土産を紹介
旅のしめくくりはお土産選びですよね。大切な人にすてきなお土産を渡して楽しかった旅の思い出をシェアしましょう。
ぎおん徳屋 本わらびもち
京都でわらびもちといえば花見小路に行列ができる甘味処「ぎおん徳屋」のわらびもちがおすすめです。名物の本わらび餅は国産の本わらび粉を使用。本わらび粉は高価で賞味期限が短いため避けられがちですが、徳屋では100%の本わらび粉を使って作っています。
お土産にしたいのは、お店自慢の本わらび餅!練り上げてからすぐに黒蜜に浸しているため、お店で食べたようなやわらかい食感を自宅でも再現できるそうです。賞味期限は当日限りです。お土産用にするには、前日までの予約が必要ですので忘れないようにしてくださいね。
【 ぎをん徳屋 の店舗情報 】
住所 :京都府京都市東山区祇園町南側570-127
交通 :祇園四条駅から徒歩6分
電話番号 :075-561-5554
営業時間 :12:00~18:00
定休日 :無休
ぎをんさかい
祇園・花見小路にある洋菓子屋さんの「ぎおんさかい」。京都銘菓『おたべ』を製造・販売している株式会社美十さんが経営しています。
こちらのお店では京都のお土産の定番「京ばあむ」の限定版「プレミアム京バアム圓綠」を買うことができます。厳選した抹茶を贅沢に使用し、いつもより時間をかけて焼き上げることで豊かな風味とまろやかな舌触りを実現したそう。花見小路でしか買えな限定商品なのでもらった人はきっと喜んでくれるはず!他にもギフト用のパッケージがオシャレな「京サンド」もおすすめです。味は抹茶とラムレーズンの2種類あります。
【 洋菓子ぎをんさかい の店舗情報 】
住所 :京都府京都市東山区祇園町南側570-122
交通 :祇園四条駅から267m
電話番号 :075-531-8878
営業時間 :[1階販売スペース] 11:00~19:00
[2階イートインスペース] 11:00~17:00定休日 :無休
あぶらとり紙 加美屋
最後は「あぶらとり紙 加美屋」です。京都であぶらとり紙といったら5人中5人がみんなここ!というくらい女性から大人気の定番中の定番お土産です。
人気の理由は、京都伝統の紙職人がこだわって作るあぶらとり紙の質の高さ。皮脂がとれやすいのはもちろん、紙の裏のコーティング層が手のベタつきを抑え、最後まで清潔に使うことができます。
あぶらとり紙にはいろいろ種類があり、定番なのはきっちり余分な皮脂だけをとるプレーン、竹炭配合の墨や、緑茶葉が配合されたお茶などがあります。誰にあげても喜んでもらえる安心できるお土産です。自分用やバラマキ土産としてたくさん買って帰るのもおすすめですよ。
【 加美屋 の店舗情報 】
住所 :京都市東山区祇園町北側270(四条花見小路上ル)やまおかビルB1F
交通 :京阪祇園四条駅から徒歩5分
電話番号 :075-561-8878
営業時間 :11:00~19:00
定休日 :不定休
最後に
祇園で行きたい名所やスポットは見つかりましたか?老舗の名店からスイーツまで京都の魅力溢れる祇園を心ゆくまで満喫してくださいね。
祇園で忘れられない体験をするなら
当社では、舞妓お座敷体験“Enchanted Time with Maiko”を主催しています。
当イベントでは、比較的リーズナブルな 料金で、料亭での舞妓お座敷体験を提供しており、
一見さんのお客様であっても舞妓さんの演舞を見ながら、本格日本料理を楽しむことができます。
また、舞妓さんとの歓談の時間や、お座敷 遊びのお時間もございます。
舞妓さんと一緒に優雅で楽しい特別な時間を過ごして見ませんか?
京都で観光ならこちらもおすすめ
京都の観光について内部の京都人だからこそ知っている情報を分かりやすく発信します。地元のエキスパートだからこその皆さんが知らない京都の中身を分かりやすく解説していきます。
京都大学大学院 経営管理 修了
同志社大学 商学研究科博士課程