1. 宮川町の舞妓さんと遊べるお茶屋7選

宮川町の舞妓さんと遊べるお茶屋7選

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永井 雄一

京都の観光について内部の京都人だからこそ知っている情報を分かりやすく発信しています。なかなか知らない京都の中身を分かりやすく解説していきます。

京都大学大学院 経営管理 修了

同志社大学 商学研究科博士課程在籍

京都旅行では、神社仏閣を訪れたり、京料理を食べることがはじめに思い浮かぶかもしれませんが、京都に行くなら、京都の文化にも触れてみませんか。

京都の伝統文化の一つに舞妓さんや芸妓さんと触れ合うお茶屋遊びがあります。

今回は、その伝統あるお茶屋のうち、宮川町のお茶屋をご紹介します。

宮川町は京都五花街の一つ

宮川町(みやがわちょう)は京都市東山区に位置している花街で、京都の五花街の一つです。260年程の歴史があり、四条通りの南座も近く、芝居茶屋として栄えたのが始まりと言われています。

現在は若手の芸舞妓が多く、大変賑わっている花街です。毎年4月には「京おどり」、10月には「みずゑ会」で皆様に日頃のお稽古の成果を観ることができます。

また、2020年(令和3年)10月30日、宮川町歌舞練場が老朽化のため隣接する旧新道小学校跡地の再開発と共に改修することが発表されました。

宮川町のお茶屋7選

宮川町のお茶屋|お茶屋 駒屋

お茶屋「駒屋」は、お茶屋と置屋(芸妓さんや舞妓さんを抱えている家)を兼ねたお茶屋さんです。また、お茶屋「駒屋」の女将さんは、宮川町お茶屋組合長の駒井文恵さんということで有名です。組合長として、京都の伝統あるお座敷遊び、芸舞妓さんの文化を発信することに努めてらっしゃいます。

一見さんお断りのお茶屋さんなので、ご紹介してくださるお知り合いがいらっしゃる方は、ぜひ訪れてみてください。

また、お茶屋「駒屋」の離れとして、バー「駒屋 花れ家」があります。こちらのBarカウンター席は一見さんでも入店できます。雰囲気を味わいたい方は訪れてみてください。

住所:〒605-0801 京都府京都市東山区宮川筋296
TEL: 075-531-0606
駒屋ホームページ:京都・宮川町「駒屋」トップページ
駒屋 花れ家ホームページ:宮川町 Bar HANARE(はなれ)

宮川町のお茶屋|河よ志

河よ志(かわよし)は、京都東山・宮川町に位置し、昭和四年から営業しており、現在の当主で四代目のお茶屋さんです。また、河よ志は、お茶屋と置屋も兼ねており、舞妓さんの募集もされています。

一見さんお断りのお茶屋さんなので、ご紹介してくださるお知り合いがいらっしゃる方は、ぜひ訪れてみてください。

住所:〒605-0801 京都府京都市東山区宮川筋311
TEL:075-561-2871
公式ホームページ:宮川町|お茶屋河よ志

 

宮川町のお茶屋|お茶屋しげ森・バーもり多

お茶屋「しげ森」は、お座敷とカラオケルームを備えた珍しいお茶屋さんです。様々なメディアに出演し、京都の伝統を伝えることに努めてらっしゃいます。

一見さんお断りのお茶屋さんなので、ご紹介してくださるお知り合いがいらっしゃる方は、ぜひお茶屋「しげ森」を訪れてみてください。

また、お茶屋「しげ森」は一見さんお断りですが、併設して営んでいるバー「もり多」であれば一見さんも入ることができます。ただし、芸妓さんや舞妓さんが常駐しているわけではなく、必ず会えるとは限らないので、ご注意ください。

住所: 〒605-0816 京都府京都市東山区 宮川町松原下ル469-1
TEL:075-525-0888
公式ホームページ:京都宮川町 お茶屋しげ森

 

宮川町のお茶屋|お茶屋川久

「川久」は昭和初期からのお茶屋さんで、置屋とお茶屋を兼ねています。

玄関を入ってすぐの小部屋は、もともとお茶屋に来られた客の「待合い」の場だったが、20年くらい前から「ホームバー かわひさ」として発足しており、今では一見さんでも気軽に花街の雰囲気を楽しめる憩いのスペースになりました。

お茶屋さんは、一見さんお断りなので、ご紹介してくださるお知り合いがいらっしゃる方は、ぜひ訪れてみてください。

住所: 〒605-0816 京都府京都市東山区東山区 新宮川町松原下ル西御門町456
TEL:075-555-7840
公式ホームページ:宮川町お茶屋「川久」舞妓遊び/京料理

 

宮川町のお茶屋|利きみ

お茶屋「利きみ」は、向かいの割烹「きたむら」の本格的な京料理を堪能できる、お料理にこだわりのあるお茶屋さんです。

バー「はな」を併設しており、そこでは日本酒はもちろん、ワインや洋酒など様々なお酒と

カラオケを楽しむことができます。

一見さんお断りのお茶屋さんなので、ご紹介してくださるお知り合いがいらっしゃる方は、ぜひ訪れてみてください。

また、向かいの割烹「きたむら」ではお茶屋「利きみ」からの芸舞妓さんの出張が可能なので、お茶屋さんではありませんが、一見さんでも芸舞妓さんに会うことができます。

住所:〒605-0816 京都府京都市東山区新宮川町 下る西御門町440
TEL:075-561-5892
公式ホームページ:舞妓募集 京都 宮川町 舞妓さん お茶屋 利きみ – 割烹きたむら

 

宮川町のお茶屋|お茶屋花傳

お茶屋「花傳」は、お茶屋と置屋を兼ねたお茶屋さんです。

一見さんお断りのお茶屋さんなので、紹介者なしには入ることができません。紹介してくださるお知り合いがいらっしゃる方は、ぜひ訪れてみてください。

また、稀に人数限定でお茶屋遊びを体験できる機会を設けていらっしゃるので、そのような機会があれば、ぜひ一見さんも訪れてみてください。

住所:〒605-0801 京都府京都市東山区宮川筋318
参考:お茶屋 花傳 お座敷遊び 体験プラン – 京都観光Navi 

宮川町のお茶屋|お茶屋 湊家

お茶屋「湊家」は宮川町で最も古いお茶屋さんで、お茶屋と置屋を兼ねています。

Twitterなどを用いて気軽に情報発信をされているのも特徴的です。

一見さんお断りのお茶屋さんなので、紹介者なしには入ることができません。紹介してくださるお知り合いがいらっしゃる方は、ぜひ訪れてみてください。

住所:京都府 京都市東山区 宮川筋4丁目301
TEL:075-561-2269
公式Twitter:湊家@舞妓さん見習い募集中 (@37108kyoto) / Twitter

より手軽に舞妓さんに会うなら「宴」

祇園のお料理屋さんでのプライベート空間
祇園にあるお料理屋さんで1部屋を貸切で開催するため、お客様だけのプライベート空間でお座敷遊びを楽しむことができます。接待での利用や、ご家族での旅行など様々なシーンで特に人気のプランです。

一見さんでもご参加可能
「一見さんお断り」と敷居の高い舞妓さんとのお座敷遊びですが、京都府外からいらっしゃる方にも、芸舞妓さんとのお座敷遊びを体験できるプランをご用意しました。

京都に来たら一度は体験したい舞妓お座敷体験
おもてなしのプロである芸舞妓さんとの歓談・お座敷遊びは一度は体験してみたいものです。また、日頃の厳しいお稽古の賜物である演舞は、人々を惹きつけてやみません。

最後に

宮川町は京都五花街の一つの、石畳が残る京都らしい伝統ある花街です。

伝統あるお茶屋さんは一見さんお断りのところが多いですが、ご紹介してくださるお知り合いがいらっしゃる方は、是非訪れてみてください。また、一見さんも宮川町の雰囲気を楽しめるよう、一見さんでも入店できるバーを併設しているお茶屋さんも増えているようです。

また、お茶屋さん以外でも舞妓さんや芸妓さんと出会える場所があります。

京都らしい街並みが残る宮川町、京都五花街で是非、舞妓さんや芸妓さんに出会う機会を持ってみてください