1. 【一見さんOKも】京都・お茶屋さんとお座敷体験プランまとめ

【一見さんOKも】京都・お茶屋さんとお座敷体験プランまとめ

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永井 雄一

永井 雄一

株式会社S-fleage 代表取締役 永井雄一 2016年まで株式会社サイバーエージェント 広告代理店事業本部において、WEBマーケティングの最前線で企業様の集客支援に従事。 大学時代は京都におり、京都学生祭典の実行委員会にも所属。現在も京都市在住。京都に住んでいる中で、京都には良いコンテンツが沢山あり、その良さはもっと伝えられると感じ、同2016年に京都で株式会社S-fleageを設立。事業を通じて京都の良さを伝えていきたいという想いで経営をしています。

京都のお茶屋さんでは、伝統的娯楽「お座敷遊び」が楽しめます。
そんなお茶屋さんは「一見さんお断り」「料金は言い値」というイメージがあり、お茶屋さんでお座敷遊びをしたくても、敷居が高くてなかなか出来ないという方も多いのではないでしょうか。

今回は、京都の老舗お茶屋さんと、一見さんでもお茶屋さんのようなお座敷遊びが楽しめるプランを一挙にご紹介します

「お茶屋さん」はどんな場所?


「お茶屋さん」や「置屋さん」とはどんな場所でしょうか。
また、お茶屋さんで遊ぶにはどうすれば良いのでしょうか。そんな疑問にお答えします!

 

 

 京都の「お茶屋さん」とは?

お茶屋さんとは芸舞妓さんの手配をして貰い、芸舞妓さんと一緒に遊ぶ「お座敷遊び」が出来る場所のことをさします。お座敷遊びにて提供されるお料理やお酒を料理専門の仕出し屋さんから取り寄せる形になるため、お茶屋さんでは料理は作られていません。お茶屋さんの女将さんは、お客様の好みによって料理やお酒を選んだりするそうです。

 

 

 「門前茶屋」が発祥の「お茶屋さん」

「お茶屋さん」は、市内にある神社仏閣の参詣客が立ち寄る「門前茶屋」が発祥と言われています。

当時の「門前茶屋」は、参詣客にお茶やお菓子を提供していましたが、次第に遠方から来る参詣客の疲れをねぎらうために門前茶屋の奥座敷でゆっくり寛ぐ「ご苦労さん」(あるいは「足洗い」)とも呼ばれる今日の「慰労会」のような宴が開催されるようになり、その宴の席で参詣客の疲れをねぎらうために演舞や三味線などを披露してくれる女性も招かれるようになりました。

その後、門前茶屋は、店内にあるお座敷で参詣客をもてなしたりする「ささやかな宴の場」となり、やがて「お座敷」と呼ばれるようになりました。

そしてお茶屋さんは、遊興の案内や手配をする「手配所」としての役割も次第に果たすようになりました。

 

 

「置屋さん」とは?

京都の「置屋」さんは、お茶屋さんに芸舞妓さんを派遣したり、芸舞妓さんが一人前になってお茶屋さんのお座敷に出られるようになるまで、修業をさせながら芸事を習わせたりしている場所です。

「置屋」の経営者は、「お母はん」と呼ばれる女性で修行期間が終わっていない芸舞妓さんと一緒に置屋に住んでいます。

参考記事

置屋って何?舞妓さんが一人前になる為に…

京都・お茶屋さんで遊ぶには

せっかく京都に旅行するからには、芸舞妓さんとお座敷で遊んでみたりしたいですよね。しかし、お茶屋さんの敷居はとても高いようです。

 

「一見さんお断り」の背景

京都のお茶屋さんでは、「一見さんお断り」というお店がほとんどです。
どれだけお金を持っていても権力があっても、一見さんは入店を断られます。

お茶屋さんには、少しでもお客様について理解をして、お座敷で心地よい時間を過ごしていただきたいという気持ちがあることや、「お座敷遊び」文化が常連のお客様たちによって支援されていたりしていることから一見さんはお断りしています。

また、昔も今もお客様が「お座敷遊び」の料金を支払わない場合や「お座敷遊び」に呼んだ一見さんのお客様が起こした不祥事は、全てお茶屋さんの責任になってしまいます。

以上のことから、普段からお茶屋さんを利用しているお馴染みのお客様のご紹介がない人は、お客様になれないという「一見さんお断り」の慣習が今でも続いていると考えられています。

 

 

 ふさわしい服装やマナーは?

お座敷遊び」にふさわしい服装は、京都の旅行中であっても出来るだけ上着を着用した正装です。
と言っても、固くなりすぎずに、”いつもの格好より少し上品に”を意識した装いで大丈夫です。
ですが、肌を露出しているタンクトップやショートパンツなど、あまりに砕けた服装はふさわしくないでしょう。お座敷には、最低限の清潔感を保った服装で上がりましょう。

また、お座敷遊びでは最低3つのルールがあります。

 

  1. 芸舞妓さんに触れてはいけません。芸舞妓さんが身につけている衣装はとんでもなく高価なものばかり。顔や身体はもちろん、着物やかんざしなどの装飾品にも絶対に触らないようにしましょう。
  2. 未成年の舞妓さんにお酒を強要してはなりません。舞妓さんは基本的に未成年です。ですのでお酒を飲ませるのは厳禁です。しかし、見た目が幼いという理由からまだ芸妓になっていない20歳をこえた舞妓さんや、20歳以上の芸妓さんとお酒を飲むのは問題ありません。ただし、お酒の強くない芸妓さんもいらっしゃるので、嫌がっている芸妓さんに強要するのはやめましょう。
  3. 嫌がることはしない。当たり前ですが、彼女たちはコンパニオンではありませんし、嫌がることはしてはいけません。撮影も、了承された範囲内で行うようにしましょう。ただ、滅多に撮影を断る芸舞妓さんはいないので安心してください。

以上の3つを守って、紳士淑女の態度でお座敷を楽しむことが大切です。彼女たちはお座敷のプロですから、盛り上げるのもお話を聞くのもお手の物です。心地よく乗せられて楽しみましょう。

 

お茶屋さんの料金は?

お茶屋遊びをする為には、いくらかかるのかメニューがあるわけでも無く舞妓さんの住む街やお店、紹介者によって変わってきますので明確な料金はありません

お座敷遊びには「お花代」「飲食代」「宴会お立替」の3つの料金がかかります。例えば、舞妓さんと芸妓さん、三味線を弾いてくれる地方さんの3人を呼んで4人で2時間の宴会をした場合、なんと25万円かかることもあります。詳しくは舞妓さんの料金についての記事をご覧ください。

参考記事

舞妓の料金っていくら?謎に満ちた舞妓の料金と遊び方!

一見さんお断りの京都の老舗・お茶屋さん

京都にある有名なお茶屋さんは現在もほとんどが一見さんお断りの制度を取っています

今回は中でも有名な一力亭と富美代について調べました。

一力亭

一力亭は、花見小路通りの入り口にあります。また、このお店は創業300年の老舗なので祇園の中で最も格式が高く、由緒ある有名なお茶屋さんです。

一力亭の外壁は、ひときわ引き立つ紅殻(べんがら)塗りの赤壁です。紅殻は「弁柄」とも呼ばれ、昔から京都の町屋づくりの家屋に良く使われ、耐熱性や耐候性があり防腐や防虫効果があります。

一力亭は一見さんお断りのお店ですがここの女将さんによると、初見客をむやみ断っているのではなく、お茶屋さんのお座敷で心地よい時間を過ごしていただくためにお客様の嗜好を良く理解した上でおもてなしをしたい、という心遣いがあるためです。

料金も上記で紹介したように、決まった値段設定はなく事前に調べることはできないようです。

 

富美代

富美代は、文化年間(1804~18)に創業されたと言われている老舗のお茶屋さんです。このお店は祇園甲部にあります。

富美代は、「一力亭」と同じように「赤前垂」(あかまえだれ)と呼ばれている称号を持っています。この「赤前垂」は、今日で言うミシュランのような称号です。

富美代には、創業以来「絶対に女系」「女将は絶対に結婚してはいけない」という2つの絶対家訓があるので、初から代々女将がお店を継承して、結婚をしなくても代々跡取りの娘をもうけてお店を継がせてきています。

富美代の入り口には「富」と書かれた大きな暖簾がかかっていて、奥にはリラックスして寛ぐことができるお座敷があります。 「富美代」も、一見さんお断りのお店です。 しかしながら京都にある有名な老舗のお茶屋さんの敷居は高いので、やはり常連さんの紹介のない「一見さん」が訪れることは難しいです。

 

一見さんが行けることも?お茶屋バー

お茶屋バーは、お茶屋さんを改装して作られたバーのことを言います。お茶屋さんではないため一見さんOKのお店もありますが、店舗によって形式や舞妓さんのお仕事も変わるためお店ごとに確認をする必要があります。

お茶屋しげ森・バーもり多

宮川町のお茶屋「しげ森」が併設して営んでいるバー「もり多」。
「しげ森」はお茶屋として一見さんお断りのシステムですが、バーであれば一見さんでも入れます。
このバーではカウンターに芸舞妓さんがいることも稀にあるらしく、芸舞妓さんと遊ぶチャンスがあるかもしれません。更に、このバーの常連さんになればお茶屋さんにも顔が効いて、人づてでは無く自分の力でお茶屋遊び出来るようになるかもしれません。

 

 

 

 

お茶屋バー 上七軒 四季

上七軒「四季」は”お茶屋風のバー”という形式を取っています。そのため、一見さんでも入店可能です。
「四季」も元々は上七軒にて一見さんお断りのお茶屋として営んでいたそうですが、どなたでも気軽に芸舞妓遊びが出来るようにと女将さんがこのような形式を取ったそうです。

このお店では、芸舞妓を呼ばずに普通に飲んだ場合と芸舞妓さんと遊べるお座敷プランが用意されております。芸舞妓を呼ばずに花街の雰囲気だけを楽しむ方法もあります。
芸舞妓を呼んだ場合だとお値段は一人3,5000円~。

 

 

一見さんでも楽しめる!お座敷体験プラン3選

お茶屋さんに入るのはやはり敷居も高くて無理…それでもお茶屋のようなお座敷遊びをしてみたい!という方の為に、一見さんでも楽しめる「お座敷体験プラン」を提供している場所がいくつかあります。どれも本物のお茶屋遊びのようで、とても魅力的です。

 

「お座敷体験プラン」の内容

「お座敷体験」プランは、お料理やお酒等を楽しみながら芸舞妓さんの演舞鑑賞、歓談、写真撮影、お座敷遊びなどです。

一般的に、最初の40~50分位はお料理とお酒を堪能しながら芸舞妓さんの京舞などの伝統的な芸事を鑑賞や歓談、その後に「お座敷遊び」を楽しみます。

「お座敷体験」プランは、事前に料金が決まっているプラン制なので安心です。また、芸舞妓さんの歴史や文化について説明してくれるガイドさんが付いているので、京都の「お座敷遊び」について学ぶことができます。

 

<一見さんおこしやす 舞妓あそびプラン>

「一見さんおこしやす 舞妓あそびプラン」は ”八坂通り 燕楽”にて行われます。
このお店は、昔の呉服屋さんを改造して作られているので、店内にある廊下は細長く、1階には足を下ろして座ることができるカウンター席、そして2階には京都の花街を思わせるような風情あるお座敷があります。

舞妓遊びが楽しめるこのプランは豪華な個室でお楽しみ頂けるので、舞妓さんとの距離がとても近く、舞妓さんとより近い距離で会話や演舞を楽しむことができます。

この「お座敷体験」サービスの料金は、お1人様25,000円(税込)で提供しています。 尚、この料金は4名様以上参加の場合のお1人様の料金です。 これ以外では、3名様用と2名様用のプランがあります。3名様でご参加の場合は、お1人様35,000円(税込)、2名様の場合は、お1人様39,000円(税込)で、それぞれ提供しています。

また、通常、“地方さんも呼んで下さい!”とよく言われます。しかし、このお店では、芸舞妓さんを1人だけ呼んでもお座敷遊びの体験を楽しむことが可能なので、「芸舞妓」という日本文化を体験することができます。

「おいでやす 舞妓あそびプラン」は事前予約制なので、参加日の3日前までに予約が必用です。

 

 

 

<東山高台寺の和食店・萬治郎>

東山高台寺の和食店の「萬次郎」は、120年以上前に旅館として建てられた町屋づくりの建物なので京都の歴史や風情が感じられます。

また、このお店では、豆腐、麩麺、湯葉などを使った四季折々の京料理や京懐石を味合うことができます。近くには、高台寺の他に清水寺や知恩院などがあります。

このお店の「お座敷体験」サービスの料金は、芸舞妓さんの花代45,000円に消費税と別途10%のサービス料、そして飲食料金が追加された金額で提供しています。芸舞妓さんのお花代は、芸妓さん、舞妓さん、地方さんをお1人呼んだ場合の料金です。

お料理と飲み放代付きのお座敷遊びは2つのコースがあり、料金はお1人様10,000円(税込)と13,000円(税込)で、提供しています。また、お1人様の場合は、芸舞妓さんの花代45,000円に別途10%のサービス料と飲食料金が追加された金額で提供しています。 ただこのお店でお座敷遊びをする場合は、地方さんを1人追加で呼ぶ必要があるので、その料金が追加されます。

 

 

<祇園京料理・花咲>

昨日の法事 お食事。たいへん美味しく頂きました。

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祇園京料理の「花咲」は、祇園の花見小路から歩いて3分位の場所にあるお店です。

このお店は、町屋風情がある店内で季節の京野菜や旬の食材を使った京懐石や京料理を楽しむことができます。 このお店で芸舞妓さんを呼んだ「お座敷体験」の料金は、芸舞妓さんの花代として1名に付き45,000円に消費税と10%のサービス料、そしてお料理の料金が追加された金額で、提供しています。

お料理は、「舞」、「桐」、「雅」の3つのコースがあり、料金は、10,800円の「舞」、13,500円の「桐」、15,500円の「雅」(税込+10%のサービス料)で、それぞれ提供しています。

また、上記のコースの場合は、お飲み物の料金が別料金となっています。 このお店でお座敷遊びをする場合は、「萬次郎」と同じように地方さんを1名呼ぶ必要があるので、その料金がさらに追加されます。

 

 

お茶屋さながら「お座敷体験」してみませんか。

京都のお茶屋さんは、「一見さんお断り」や「料金は言い値」などと言われているのでわかりにくく、「お座敷遊び」も敷居が高いイメージがあります。その一方で、気軽に体験できるお座敷体験。せっかく京都に旅行するのなら、お座敷を体験してみてはいかがでしょうか。

 

京都で忘れられない体験をするなら

今回は京都のお茶屋さんについて紹介しました。
他にも舞妓文化の楽しみかたは様々なものがあります。
舞妓文化を楽しむなら、まずは  icon-external-link 花街の歴史、 icon-external-link 置屋で生活など、文化についての知識を深めるのがおすすめです。
さらに実際に   icon-external-link  お座敷で、舞妓さんの歌や踊りを楽しみながら  icon-external-link 食事をしてもいいでしょう。

 

当社イベント“Enchanted Time with Maiko”では、比較的リーズナブルな  icon-external-link 料金で、料亭での舞妓お座敷体験を提供しています。
このイベントでは、舞妓さんの演舞を見ながら、本格日本料理を楽しむことができます。
また、舞妓さんとの歓談の時間や、お座敷   icon-external-link  遊びのお時間もございます。
舞妓さんと一緒に優雅で楽しい特別な時間を過ごして見ませんか?

 

 

投稿者プロフィール

永井 雄一
永井 雄一
株式会社S-fleage
代表取締役 永井雄一

2016年まで株式会社サイバーエージェント 広告代理店事業本部において、WEBマーケティングの最前線で企業様の集客支援に従事。
大学時代は京都におり、京都学生祭典の実行委員会にも所属。現在も京都市在住。京都に住んでいる中で、京都には良いコンテンツが沢山あり、その良さはもっと伝えられると感じ、同2016年に京都で株式会社S-fleageを設立。事業を通じて京都の良さを伝えていきたいという想いで経営をしています。